パナソニック、社会人野球とゴルフ撤退へ。
パナソニックは、2026年シーズンをもって野球部を休部すると発表しました。会社が望むほどの成績をあげられていないことが理由としてあげられています。
パナソニックはサッカー(ガンバ大阪)・ラグビー(埼玉ワイルドナイツ)・バレーボール(大阪ブルテオン)のプロチームを保有していますが、これらは継続します。実業団チームとしては女子陸上部がありますが、こちらはクイーンズ駅伝に出場するなどの成績を収めており、存続の見込みです。ただ、正直いい気分ではないでしょう。
プロチームは基本的に独立採算であり、もちろんスポンサーとして資金投入は行っているのですが、成果としては評価がしやすいです。一方、実業団スポーツについては会社のイメージアップや社内の結束を高めるといった、比較的評価が難しい要素が求められてきました。その点において、成績不振という理由はシビアだなという印象です。
また、パナソニックは男子プロゴルフツアーの「パナソニックオープン」、同じく女子の「パナソニックオープンレディース」についても撤退すると報じられています。これもまた、投資の効率をシビアに評価されたのでしょう。
女子については、来年からNTTグループが特別協賛に入り、大会としては継続されるとのことです。「特別協賛」という表記が気になったのですが、この大会はパナソニックが主催しているのではなく、主催者はテレビ東京と博報堂となっています。この枠組みも今後変わっていくことになるのでしょうか。
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