WBSS、新たな代理店が決まり井上選手も安堵?
井上尚弥選手が準決勝進出を決めているWBSS(ワールドボクシングスーパーシリーズ)。
この準決勝・決勝の放映権を販売する代理店が、カナダに本拠地を置くProtocol Sports Marketingという会社に決まったとのこと。ボクシングの放映権については豊富な実績を持つ会社のようだ。
アメリカとスカンジナビア諸国を除く地域の放映権は、昨年破綻したMP & Silva社が代理店を務めていたため、宙に浮いていた形。
MP社は3年契約を結んでおり、それを引き継ぐ形となるのであれば、次回シーズンまではProtocol社が管理することになりそう。
WBSSは一時期消滅するのでは?と危惧されていた時期があった。主催者の仲違いがあったとか、ファイトマネーの未払いがあったとか噂が流れていたけど、結局は当初よりも予定が遅れての開催が決定した。この裏にはMP社の破綻も影響していたのでは?と推測してもよいのではないか。
井上選手の準決勝は5/18(現地時間)にイギリス(スコットランド)のグラスゴーで開催される。開始時間は未発表だが、かりに現地時間の夜となれば日本では早朝となる。日本に配慮して昼開催になる可能性もある。
準々決勝はフジテレビで生中継された。この時に決勝までの権利をまとめ買いしていたのであれば、MP社破綻の影響はとくになく、引き続きフジでの中継となるだろう。
優勝候補筆頭とされ、デビュー直後から追いかけてきたフジテレビなので、ここで手放すことはまず考えられない。まぁ、また1ラウンドで終わってしまうとコスパ的にどうなんだということになりますが(^-^;
ただし、もし準々決勝のみのスポット購入だった場合は事情が変わる。また井上選手以外の試合については他のメディアに中継させることも考えられるだろう。だとすれば当然WOWOWとDAZNの名前が浮上する。
ちなみに、本件では対象外となっているアメリカにおいてはDAZNが放映権を獲得していることも付記しておきましょう。
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