DAZN、マーケティング戦略に本腰。CM導入も。

DAZNがこれまでに蓄積してきたデータをマネーに変えようとしている。

パフォーム・グループをDAZNグループに改称したのに続き、参加のパフォーム・メディアをDAZNメディアに改称。自社で運営するGoal.comやスポーティングニュース(ともに日本版あり)とも組み合わせて、総合的な広告メニューを提供するとのこと。
その中には、当然DAZNへのCM導入案も視野に入ってくる。現時点では欧州CLのオフィシャルスポンサーが紹介される程度だが、有料放送だからといってCMを入れちゃいけないわけでもない。
また、現地の映像でCMを入れている時間は現実すきま時間となっている。いまはリーグのデータなどを挟んでいるが、この時間を活用しないのはもったいない。他の動画サイトのような強制的に見させられるものでもない。

DAZNでは性別・年齢といった基本的なデータは取得していないが、好きな競技やチーム、視聴習慣などを把握することはできる。広告主は曜日や時間帯、興味に基づいてCMを出稿することになるだろう。
そして、注目すべきは「DAZN+」の発表。DAZNグループが持つデータを集約する、いわゆるDMP(データ・マネジメント・プラットフォーム)と呼ばれるものと考えてよさそう。off-platformと書いてあるのでオフラインからの利用も可能のようです。

クライアント企業は自社の持つデータとDAZN+のデータを組み合わせることでマーケティングに活用する。自社サイトの訪問者と、DAZNおよびDAZNが運営するメディアの両方を訪問している人がいれば、両者を紐づけて行動を追うこともできる。

もちろんこれらの施策はプライバシー保護を前提に実施される。とくにEUでは規制が厳しくなっており、他の国でもEUでビジネスを行う企業はそれに従わざるを得ない。
ということで、最近やたらとプライバシーの確認をさせられるのにはそんな背景がある。

他には、まずDAZNの持つ映像のほか、外部から調達した映像もあわせて管理する「DAZN Player」も発表された。これは個人向けではなく他のメディアに向けて提供される模様。
Jリーグも「ふろしき」なるデータプラットフォームを発表してきた。これからはデータの時代。スポーツ界もまた、データを活用する時代に。データを制するものがスポーツをも制する。

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