インドのW杯放映権、Zeeが$3,500万で契約か
長らく膠着状況が続いてきた、インドにおけるFIFAワールドカップの放映権について、Zee Entertainment社との契約が近々発表されると報じられています。放映権料は3,500万ドルだとのこと。
FIFA側は当初1億ドルを提示していましたが、その後3,000~3,500万ドルに低下。さらに、大手のJioStarとの交渉では、JioStar側が2,000万ドルを提示していたとも報じられています。
FIFAはJioStarのほか、新興のストリーミングであるFanCodeや、ソニー・ピクチャーズとも交渉していたようですが、いずれも進展がありませんでした。Zeeはもっとも最後に登場し、きれいにさらっていくことになります。
Zeeの登場は意外なものだと受け取ってよいでしょう。最近はスポーツ中継から遠ざかっていたからです。Zeeがスポーツへの関心を取り戻すのであれば、お財布がひとつ増えたことになり、他のスポーツによってもよい影響をもたらします。
かつてZeeはクリケットの放映権獲得をめざしていたこともありますが、ソニー・ピクチャーズとの合併交渉が破談に終わるなど、結果的に市場を混乱させる存在となっていました。
もうひとつの話題として、インドでもユニバーサル・アクセス権を求める声があがっていたという話も。ある弁護士が、政府と公共放送(プラサール・バラティ)に対し、ワールドカップを放送するよう請願したとのこと。これに対し、公共放送側は「放映権を購入する責任はない」と否定的な見解を述べていました。
今回Zeeとの契約で決着すれば、この問題はいったん幕引きということになりますが、今後も火種はくすぶり続けることになります。
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