DAZN、W杯の広告枠が完売。Netflixはライブch追加か?
DAZNは、FIFAワールドカップ「広告事業 中間レポート」を公表し、大会期間中のライブ配信の広告枠が完売したことを明らかにしました。詳細は以下のURLからご確認ください。
https://dazngroup.com/press-room/0710/
ライブ配信だと広告はどうしても嫌われ者になりがちですが、コンテンツの内容・文脈に沿った広告を配信することで、ブランドにも好影響を与えたとしています。
今後具体的な事例も出てくるかとは思いますが、事前に行ったキャンペーンだと、日本代表・前田大然選手を起用した「NURO光」が紹介されていました。
現在の所属先であるスコットランドで撮影を行ったほか、これまで所属してきた松本・水戸・横浜のスタジアムの風景を織り込むことで、サッカーファンにも「刺さる」内容をめざしたとのこと。その結果、一般的な広告よりも高い効果を記録したようです。
今後、DAZNはさらに広告営業を強化していくものと考えられます。「FIFA+」を統合したことで、無料配信のコンテンツも格段に増えることになります。広告売上が増えていけば、値下げとまではいかなくても値上げを食い止めることはできるでしょう。
「広告を入れない」ストリーミングの世界はもう終わりです。有料サービスにおいても広告増加の流れは止まりません。その旗振り役だったはずのNetflixも、ポリシーを曲げざるを得ない状況です。WBCでの広告配信は記憶に新しいところですが、先日発表された業績予想では視聴時間の伸び悩みが明らかになっており、広告収入を増やす対策が求められています。
そこで、今度は24時間配信のリニアチャンネルを追加する計画だと報じられています。ジャンル別のチャンネルをいくつか提供する予定で、その中にスポーツのライブ配信も組み込まれていくものと考えられます。
すでにフランスでは、地元の放送局・TF1と提携し、TF1のチャンネルを同時配信。またコンテンツをオンデマンドで提供しています。この取り組みに手ごたえを感じているのでしょう。
サブスクのビジネスモデルは、使われないと解約を招きますので、適度に観てもらうことが必要です。コンテンツがあまりにも増えすぎると選ぶのが面倒になるので、手軽に観られる環境も求められます。そこに広告も入れたいと考えると・・・要するに、テレビになっちゃうのですね。歴史は繰り返す。
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