「アメリカ横断ウルトラクイズ」が復活

日本テレビは、往年のクイズ番組「アメリカ横断ウルトラクイズ」を復活させると発表しました。新司会者に櫻井翔氏を迎え、9月に国内予選を実施。すでに参加者募集が始まっています。


放送は年末年始にかけて行われるとのこと。大みそかの年またぎ特番になるのか、あるいは複数回に分けて放送されるのかはまだ明らかになっていません。

公式サイトに掲載された大会日程および参加規約を読むと、今回の概要は以下の通りとなります。


  • 国内予選(1次・2次)
    • 9月12日(土) ※荒天の場合翌日に順延
    • 1次・2次ともに東京都内で開催
    • 1次予選の会場は屋外、足元は人工芝
  • 海外ラウンド
    • 9月20日(日)~10月2日(金)
    • 11月30日(月)~12月7日(月)
    • 渡航予定の地は以下の通り
      • ヨーロッパ北部・西部
      • フランス
      • モロッコ
      • アメリカ(ロサンゼルス周辺)
      • アメリカ(ニューヨーク周辺) ※決勝はニューヨークで開催
    • 砂漠を走り泥に飛び込み水中でクイズをするなど、過酷なシチュエーションを予定」との記述あり


1次予選の会場は屋外となっており、東京ドームではなさそうです。人工芝だとのことで、神宮球場なのか、あるいは国立競技場や味の素スタジアムに人工芝を敷いて実施するのか。何人まで参加可能なのかが気になるところです。


海外ラウンドは2回に分けて行うとのことですが、現地の事情、もしくは櫻井さんのスケジュールによるものと思われます。1998年に開催された「今世紀最後!アメリカ横断ウルトラクイズ」でも、司会者の福留功男氏のスケジュールの関係で2回に分かれていたと聞きます。

クイズマニアほど、この発表は驚きだったのではないでしょうか。インターネット、そしてSNSの普及もあり、視聴者参加型のテレビ番組は縮小しているのが現実です。その中でもウルトラクイズは、ニューヨークで発生した9.11テロの影響もあり、再現が難しいと考えられていました。


それゆえに、ニューヨークでの決勝も含めて再現度の高い形で復活させたスタッフの皆さんの執念には驚かされます。そして、ここまで一切情報を漏らさなかったすべての関係者に感謝です。


当ブログでなぜこの話題?と思われたかもしれませんが、いまや「競技クイズ」が市民権を得ており、クイズもまたマインドスポーツ的な要素が強いと考えております。


ただ、ウルトラクイズは「知力・体力・時の運」をキャッチフレーズとし、時に理不尽なこともしてきたバラエティ番組でもあります。我々のようなクイズマニアとしては、この理不尽さも残してほしいと個人的には思っていますが、うるさい人たちの雑音には惑わされず、現代なりの作品を追求してほしいとも思います。


ウルトラクイズの姉妹番組である「高校生クイズ」も、一時期は「知の甲子園」と称したガチ路線になったり、また一時期はウルトラクイズのオマージュ的な路線になったりしています。どちらが正しいのかは現代でもしばしば論争になります。


クイズ冬の時代の終焉に大きく貢献したのが、ガチ路線の高校生クイズで連覇を達成した伊沢拓司氏率いる「QuizKnock」であったというのは、歴史の複雑な部分です。どっちが正しかったのかと言うより、どちらも必要だったのでしょう。どんなアプローチであれ、歴史をつなぐ努力をしているからこそ、こうやってバトンがつながったわけです。

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