【追記あり】サンウルブズ、スーパーラグビー除外へ。
以前から囁かれていた話ではありますが、どうやら決定のようですね。
当ブログ的には放映権料の分配を得られないだけでなく、逆に参加料を請求されてるというのがどうにも悲しくて。
ワールドカップ終了後の2020年から世界のラグビー界は大きく変わろうとしていて、地理的に不利な日本はどこと組むのか。代表とクラブとの線引きをどうしていくのか。ワールドカップの結果がどうなるにしても、次の大会を見据えた長期的な戦略が求められる。
サンウルブズの加入は、代表強化につなげたい日本側と、日本からマネーを引き込みたい主催者側の思惑が一致して実現した。
とはいっても実現までに越えねばならないハードルはいくつもあって、戦力と財務が問題視されていた。タフな交渉の末に実現にこぎつけることはできたものの、結果的には戦力は足りず、マネーを引き込むこともできなかった。移動の問題から一部のホームゲームをシンガポールで開催せざるを得ないなど、正直なところ無理ゲー感もある。
他にも新たな国際大会の構想があって、そこから弾かれてしまった南太平洋諸国がワールドカップのボイコットを示唆するなど、ラグビー界の混迷っぷりは単純には説明できない。
サッカーとも共通するけど、日本の地理的な問題はどうしようもないわけで、かといって強豪と試合を組めない事態になれば強化どころではない。Jリーグが取り組んでいるように、大物の外国人選手を多く招いて国内で強化できる環境を整えていく必要が…とも思ったけど、こっちはある意味ラグビーのほうが進んでいるような気もする。
すぐに答えが出る問題ではないので、また動きがあり次第お伝えします。まずはワールドカップをきちんと成功させることですね。
【追記 3/22 20:00】
正式発表されました。詳細は以下の記事がきちんとまとめてくださってるので、とくに付け加えることはないです。
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