電通、DAZNに480億円出資していた。

以前、とあるメディアで「電通がDAZNに400億円出資」という記事が出て、ほんと?と思って調べたことが。

その結果、実は50億円だった…という結論を当時は導き出したのだけど、先日公開された電通の有価証券報告書によると、それが480億円に増えていた!

ということは、あの記事は本当だったということになる。恐れ入りましたm(_ _)m
PDFファイルの75~76頁にその記述がある。2017年度にはパフォーム・グループの株式を約53億円保有していたのが、2018年度には478億円に増えていた。
パフォーム・グループ自体は上場していないので時価の変動は小さいと思われ、400億円出資という話は正しいと裏付けられる。

ということで今後DAZNが電通ルートで放映権を仕入れることは増えるだろう。今年はJリーグの海外向け放映権の契約更新が行われるが、現在のスカパーからDAZNに移る可能性が高いとみる。電通はJリーグのマーケティングパートナーでもあるのだから。

また、先日発表された読売グループとの提携にも力が働いたかもしれない。ただ、系列の読売広告社は博報堂のグループなのでこの線はちと微妙かな。

さて、パフォーム・グループはB2C事業を分割して新たにDAZNグループを設立。B2B事業を担当する現パフォーム・グループについては売却が計画されてるという。
この際に電通の持ち株はどうなるのか。プレスリリースが出るのか、それとも次の有報まで待たねばならないのか。気になるところです。

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