JSPORTS、女子ワールドカップなどの放映権獲得。
今年開催される、FIFA女子ワールドカップやU-20ワールドカップなど、計7大会の放映権をJSPORTSが獲得した。スカパーではなくJSPORTS。なのでJSPORTSが視聴できるCATVやIPTVでも観ることができる。
また、テレビでカバーしきれない他の試合についてもJSPORTSオンデマンドで配信予定とのこと。むしろこのことのほうが大きなニュースかも。日本戦以外も観たいというニーズはだんだん強くなっている。
これはOTTサービスを始めたからこそできること。JSPORTSにとっては他のパックを通してよりも直接オンデマンドを契約する会員が増えれば利益に貢献するし、また放送では取得できなかった視聴データを得ることもできる。
ちょっと気にかかるのはJSPORTS4の扱い。4は特殊なチャンネルで、例えばスカパーのプロ野球セットには含まれない。自転車やモータースポーツなどが優先して放送される、いい意味ではプレミアムなチャンネル、悪い意味ではマニアックなチャンネルだ。
こうなったのには過去の経緯がいろいろあるのだけど、一部の競技を4に「隔離」してしまっているのは健全ではない。おそらくこれらの放送でも4は使われると考えられ、視聴者にとってはどんな形で契約すべきか悩むこととなる。
JSPORTSが獲得した権利は有料放送ならびにネット配信向けであることがわかった。では地上波はどうなるのか。この発表から読み取ることはできない。ただ、以前はフジテレビやテレビ朝日のCSチャンネルで放送されていただけに、そこから移動したことは確か。
JSPORTSが地上波の権利もあわせて取得し、地上波にライセンスするとはちと考えにくく、地上波についてはまた別の契約になるのではないかと。また、無料放送という括りではNHK BSでの放送も期待されます。とくになでしこジャパンの試合は4K・8Kでの放送が行われる可能性が高そうです。
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