マスターズ、全米中継は枠買い切り。
本稿が掲載される頃には優勝者が決まっているでしょうか。ゴルフにおいて世界最高のステータスを誇るマスターズであります。
ゴルフのPGAツアーの放映権は一括管理されてますが、いわゆる四大メジャー大会については別枠。
同様のことはテニスにも言えますが、伝統ある大会の主催者は独力で運営したほうが儲かるし、ツアー自体のあり方にも発言力を持っているだけになかなか変わらないんですよね。
ソースはおやじジャーナルこと日刊ゲンダイですが、おやじ向けのゴルフ記事についてはおおむね信用してよいかと。偏った思想も入ってませんし。
枠の買い切りは日本だとアニメ番組に多いですかね。いわゆる製作委員会方式というやつで、委員会がスポンサーを募ってCMを流す。これが大々的な規模になったのがマスターズと考えればよいかと。
この方式だから中継にも口を出せるし、大会の格も保てる。これもまた伝統あってのこと。口を出したいなら金も出せ。残念ながらこれもまた資本主義の現実であります。
ちなみに日本で中継を行っているTBSは5億円程度の放映権料を支払っていると言われておりますが…さてはて。
【追記】
最終日は現地で天候悪化の予報が出たためスタート時間が前倒しに。TBSは枠が余ってしまい残りをディレイ放送で埋めているとのこと。仕方ない部分もありますが、いろいろと考えさせられるものがあります。
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