筑波大学で「金栗四三・嘉納治五郎特別展」を見てきました。

筑波大学にて、大河ドラマ「いだてん」の主役・金栗四三と、重要な登場人物のひとりである嘉納治五郎の展示が行われてますので連休の合間に行ってきました。

金栗の出身校である東京高等師範学校は現在の筑波大学であり、また嘉納治五郎は初代校長でありました。
筑波大学に行くには、つくばエクスプレスを利用するか東京駅から高速バスに乗るか。イメージほど遠くはありません。
行きはつくばエクスプレスでつくば駅まで。駅からは若干遠いので路線バスを利用することもできますが、散歩がてら歩いていくことにしました。いや、金栗氏をリスペクトするなら走るべきかもしれませんが(^-^;
入口では金栗氏がお出迎え。
こちらが会場です。

残念ながら撮影禁止のため内容は文字でしか書けないのですが、実際に使われていた足袋を見ると、金栗氏の小ささがわかります。身長は163cmだったとのことですが、足はどうでしょう。23くらいでしたかね。

ストックホルム五輪のマラソンの写真も何枚かありまして、印象に残ったのは舗装されていない道を走る選手たちの姿。道の真ん中を走らず、端のほうを選んでいました。
自転車レースを見てる方ならぴんと来るかもしれません。石畳の脇を走る選手たち。この光景が昔から引き継がれてるんですね。

金栗氏は箱根駅伝の発案者でもあり、現在の箱根駅伝では大会MVPの選手に「金栗杯」が贈られます。この金栗杯の実物も展示してありました。
この金栗杯を貸し出してくださったのは鐘ヶ江さんという方。陸上ファンならご存知かもしれませんね。メガネ姿が印象的な筑波大の選手です。学連選抜で山登りの5区を走り、見事区間賞を獲得しました。

ちょうどこの年に金栗杯が創設されており、鐘ヶ江さんは初代の受賞者。これが筑波大の選手に渡ったというのも歴史の面白いところです。
もうひとつの目玉?が金栗氏と一緒に写真を撮れるコーナー。うーん、やはり金栗氏は小さい。いや、筆者が大きいのか(^-^;

展示スペースとしてはさほど広くはないのですが、ドラマを観てる人であれば充分満足できる内容かと思います。
外では嘉納治五郎先生の銅像も。
あいにくの曇り空ではありましたが、キャンパスから筑波山も見えました。
帰りは高速バスで。大学内から出発するので駅まで戻る必要はありません。また料金も800円とお得です(ICカード利用の場合)。GWということもあり少々渋滞にはまってしまいましたが、のんびり帰ることができました。

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