横浜市のIR誘致計画がまさかのF1開催へ飛び火。
横浜市がいわゆるIR(統合型リゾート)の誘致に前向きになったとのことで、地元ではちょっとした騒動に。
筆者も生まれは横浜なので今後の行く末には注目したいところではありますが、当然賛否が分かれる話題ですし、当ブログは政治的には中立です。
ただ、反対派の「ハマのドン」と呼ばれてるらしい方が「F1開催」を持ち出してきたことについては、なんか面白いな…と思ったので紹介しておきます。
1987年の日本グランプリ開催をめぐって、鈴鹿サーキットと横浜のみなとみらい地区が争ったのはもはや昔話。当時とは経済状況がすっかり異なり、空き地だったみなとみらい地区もだいぶ開発されました。日産のお膝元ということもあり、モータースポーツファンからはフォーミュラEを推す声も強いですね。
また、鈴鹿のほうもF1人気の低下とサーキットの老朽化という問題を抱え、現在はホンダが冠スポンサーになることでなんとか支えているという厳しい状態になります。
当時、横浜で熱心に誘致活動を行ったのは青年会議所の方々だったとか。その時の若者も30年以上経てば当然それだけ歳をとっているわけです。夢を再び、というのもどうかも思います。
あと、こういう問題ってあれかこれかの択一ではなく、両方やって相乗効果をめざすやり方もあるわけで。何かに反対するために別のものを持ち出す。あくまで個人的な意見ではありますがこういう論法は好きじゃないし、どうもF1はそのための材料にされただけな感もあります。
フォーミュラEでは韓国・ソウルに続いてインドネシア・ジャカルタでの開催が発表されています。
人口爆発で大気汚染が問題となっているジャカルタで開催する意義は大きいと思いますが、さらに日本が遅れをとったという感は否めませんね。
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