FIFA W杯アフリカ予選を一部配信。放映権一元化に失敗。
本日(9/4)開幕するFIFAワールドカップ・アフリカ1次予選について、数試合がライブストリーミング配信されることが決まった。FIFA公式サイト、およびYouTubeの「FIFATV」チャンネルで配信される。
対象となるのは以下の4試合。
ブルンジ🇧🇮 vs タンザニア🇹🇿
南スーダン🇸🇸 vs赤道ギニア🇬🇶
エチオピア🇪🇹 vs レソト🇱🇸
サントメプリンシペ🇸🇹 vs ギニアビサウ🇬🇼
【追記 9/4 22:30】
試合が追加されました。
エリトリア🇪🇷 vs ナミビア🇳🇦
モーリシャス🇲🇺 vs モザンビーク🇲🇿
リベリア🇱🇷 vs シエラレオネ🇸🇱
【追記 9/5 6:30】
さらに追加。
ジブチ🇩🇯 vs エスワティニ🇸🇿 (旧スワジランド)
【追記 9/5 18:00】
結局、1次予選すべての試合(14試合×2)が配信されるようです。
プレスリリースでは配信の意義について書いてありますが、やはり綺麗事というわけではなさそうで、その背景にはいつもの権力闘争があるようです。
アフリカの中でもエジプト・南アフリカ・ナイジェリアといった国が放映権の独自管理を主張。FIFAも一括管理したほうがいいよ、と促したそうですが、話がまとまらなかったそうで。
その結果、自力で放映権を販売するだけの力がない小国について、FIFAが実験的に配信に踏み切ったというのが現実のようです。
この時、FIFAが使った説得材料が「一括管理すれば放映権料が前回の倍になる」ということなんですが…そもそも前回までは一括管理だったので、倍という試算はどこから出てきたのか。アフリカ全体の経済成長を加味しても、やはり吊り上げ感は否めません。
他の予選の試合について配信になるかは未定。また、日本での放送も未定です。そういや前回はDAZNの配信がありましたっけ。
そういえば、EUROの予選、ならびにUEFAネーションズリーグの日本での放映権。執筆時点ではいまだに決着がついていません。もう時間ぎりぎりです。動きがありましたら速報でお知らせします。
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