イタリアスーパー杯もサウジ開催でカタール怒り爆発か。

スペインのスーパーカップ(スーペルコパ)が今季からサウジアラビアで開催されることは以前にもお伝えしましたが、イタリアでは昨シーズンからサウジ開催が始まっておりました。

そして、今季も連続でサウジ開催が決まったとのことで、カタールのbeIN Sportsのフラストレーションは溜まる一方。保有しているセリエAの中東向け放映権について、破棄する可能性をちらつかせているとのこと。
カタールと国交を断絶したサウジはbeIN Sportsを排除。さらに勝手にbeINの放送を流す海賊放送局「beoutQ」が登場しました。サウジ当局の関与があるとも噂されています。

現在は電波が止まっているとの話もありますが、あからさまな著作権侵害に多くのスポーツ主催者が非難の声明を出しています。そんな中でサウジでの開催を決めたことはまさに「盗人に追い銭」ではないか、というのがbeIN側の主張というわけです。
もし放映権のキャンセルという事態に発展した場合、セリエAが被る損害は推定で3.9億ユーロ(約5億ドル)にのぼる可能性があり、国外向け放映権料の半分に相当するとのこと。

セリエAの国外放映権についてはMP&Silvaの破綻や、IMGなどによる談合の話も取り上げましたが、こんな形でまた自らの価値を落とすことになるのでしょうか。もちろん一方的なキャンセルというのが通るのかもわかりませんので、法廷闘争になることも充分考えられます。

一方、beINはセリエAのフランスでの放映権を持っており、先日はCLの権利獲得も明らかになりました。リーグアンの国外放映権も持ってますし、PSGはカタールがオーナーとなっていることは言うまでもなく。

ということで、イタリアが駄目なら(スペインも)フランスへのシフトを図ってくることになるのでしょう。欧州五大リーグの勢力図は今後も中東のマネーが大きく影響することに変わりありません。

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