ゴルフ・プレミアリーグ構想の陰にちらつく例の国。

ちょうど欧州ツアーの「サウジ・インターナショナル」が終わったばかりなのですが、ゴルフ界では新たに「プレミアゴルフリーグ」なる勢力が誕生するとかしないとか。

プレイヤーを48人に限定して18試合を開催。賞金総額は2.4億ドルというなんとも豪勢な話。以前にも構想が浮かんでは消えていたようですが、今回はレイン・グループという投資銀行がバックについたことで実現性が高まっているのだとか。
もちろんその陰にはスポンサーがいないと成り立たないわけで、そこで名前が取り沙汰されているのがおなじみサウジアラビアという次第。

いまのところ米PGAツアーも欧州ツアーも協力する姿勢は見せておらず、もしこの新リーグに参加するのであればこれらのツアーには必然的に出られなくなるのですが、それでもこの賞金額のスケールを考えると…参っちゃいますね。
このところ大きなスポーツイベントを立て続けに誘致しているサウジですが、これを国が抱えている人権問題から目をそらす行為だと問題視する声があがっていて、かの有名なアムネスティ・インターナショナルは「スポーツウォッシング」なる言葉を作ってしまったとのこと。

ということで先行きが気になるところですが、先日のゴルフ中継を観ていたらソフトバンクの看板があることに気づきました。なにしろ10兆円ファンドです。超巨大です。是非とも有意義な事業に投資して頂きたいものでございます。
【追記】
あす(2/4)から開催される自転車のサウジ・ツアーをJSPORTSオンデマンドで配信するとのこと。
主催者のASOは先月サウジでダカールラリーを開催していますが、悲しいことに死者が出てしまい、とても残念です。選手の安全を願うばかりです。

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