【入札情報2】タイの落札者決定?&セリエA国内
DAZNの落札が噂されているタイサッカー協会の入札について、国内企業と外国企業のコンソーシアムが落札したとの情報が、DAZNが運営するサイト「Goal.com」のタイ版に掲載されております。
相変わらずタイ語のサイトは読めないので英語に訳して読んでおりますが、独占かと思われていたものが潮目が変わってきました。具体的な名前はまだ発表されておらず、正式な契約を経て発表されるとのこと。また、DAZN以外にもEleven Sportsが入札に参加したとの情報も。
セリエAの国内放映権については2021-22シーズンより3年間の契約で入札を実施予定。独占を防止するためのパッケージ案についてイタリア当局の承認を得たとのこと。入札のプロセスには半年ほどかかる見込み。
現在はSkyが毎節7試合、DAZNが3試合となっておりますが、次回のサイクルでも1社独占はありません。イングランドでもドイツでもスペインでも独占させないのが普通になっております。これも国内リーグがビジネスにおいてのみならず文化的にも価値を認められているからこそなのですが。
また、イタリアでは国外向け放映権について談合が行われていたことが発覚しており、これも当局が目を光らせる材料となっております。国外からの収入を増やすことは至上命題です。
独占を防止するという建前によって、結果的に複数の企業に放映権が割れることをどこまで是とするかはさまざまな意見があるかとは思います。放送局どうしでも競争があって然りですが、ファンは両方加入せざるを得ません。
儲けることは否定しませんが、どこまで儲けられるかはそのリーグの魅力に比例するのであって、競争しているのは放送局だけでなく、リーグ自身でもあります。有意義に使われなければファンは離れていくだけなのです。
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