DAZNベラトール撤退説やらタイソン復帰やら。

コロナ禍によって寝かせざるを得なかったネタが思わぬ形で復活したのできょうはそんな話を。

DAZNとパートナーシップを組むマッチルーム代表のエディー・ハーン氏によると、ボクシング以外にもMMA(総合格闘技)のプロモートに興味を持っており、ゆくゆくはUFCに匹敵する存在にしたいとの構想を持っているとのこと。

当初5月に予定していたDAZNのグローバル展開は延期を余儀なくされていますが、DAZNの発表ではボクシングではなく「ファイトスポーツ」に特化すると書かれており、他の格闘技の配信に含みを持たせています。
ならばどの団体か。真っ先に思いつくのはベラトールです。DAZNはベラトールと5年で1億ドル規模とされる契約を結んでおり、一部の大会については独占で配信しています。

しかし、もし今後配信を拡大し、あわよくば全大会を配信したいと考えるのであれば、それはもう団体ごと買収するしかないでしょうが、現実味はありません。

もっと小さな団体を買収するか、新たに立ち上げる選択肢もあるのですが、最近ではUFCに続いてONEも勢力を伸ばしてきてますし、団体の乱立で選手がバラバラになるのではファンの支持も得られません。もしこの計画を実行するならば、具体的なビジョンの提示は必須となります。
…という原稿を用意していたのですが、最近になって新たな動きが。DAZNとベラトールの契約は5年となっていますが、実際には2年+オプションであり、まもなく終了するのではないかという噂が出てきました。

そして、新たに興味を持っているのがBKFCという団体。素手でボクシングを行うというなかなか過激な団体で、まだいくつかの州でしか開催の認可を受けていない状態ですが、最近ではあのマイク・タイソンにオファーを出したそうでちょっとした話題に。
エディー・ハーン氏もタイソンの復帰戦のプロモートについて打診を受けたことを認めていますが、魅力的だと言いつつも年齢などの理由から無責任ではないかと語っております。もし実現したとしても、それは素手ではなく安全性を高めたエキシビションマッチになるのではないかと。

話がだいぶこんがらがってきましたが、ボクシング以外の格闘技を探していたら、素手でのボクシングだったという先祖返り。真相はともかくなかなか楽しませてくれる話題ではあります。

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