ドキュメンタリー「The Dotted line」を観る。

ライブコンテンツが激減している今だからこそ、良質なスポーツドキュメンタリーを観てみるのもよいかと思います。Amazonプライムの「All or Nothing」シリーズには定評がありますし、ライブには手を出さないNetflixもドキュメンタリーを強化しています。

ただ、当ブログ的に取り上げるべき作品はやはりこれかな…と。DAZNで配信されている「The Dotted Line スポーツ代理人の裏側」です。
代理人のビジネスについては功罪ありますが、有望株を発掘し、プロ入りに導くための環境を整備し、また引退後のセカンドキャリアも見据えた提案を行います。

単に交渉の席に着くだけではなく、契約選手と寄り添い、人生をともに歩む姿勢が求められます。それが気に入られなければ選手側から契約を切られることも。フレンドリーかつシビアな世界です。

もちろん闇についても触れられており、学生に裏金を渡したケースが取り上げられています。アメリカの学生はNCAAのルールにのっとり厳しく管理されていますが、それでもこのような事例は発生しますし、今後もまた起こるのでしょう。
さて、このドキュメンタリーの監督はモーガン・スパーロック。アメリカの食生活の問題に切り込んだ『スーパーサイズ・ミー』で一躍話題となった人物です。ただ、こちらの作品はESPNが制作したものであり、切れ味については鈍かったという印象は否めませんでした。

ちなみにスパーロック氏は例の #metoo 運動で過去のセクハラ被害を告発され、謝罪に追い込まれています。社会の闇に切り込む者もまた闇を抱えている。社会とはかくも重層的なものであります。

【お知らせ】現在コメント機能が使えない状態です。感想・意見・誤情報のツッコミ等ございましたら、筆者のX(旧Twitter)までお願い致します。 @flower_highway

0コメント

  • 1000 / 1000