青学・原監督、箱根駅伝の強化費を明かす。
箱根駅伝について、予選会は公道を使用せず、自衛隊立川駐屯地の中だけで開催すると発表されていましたが、本選は沿道の応援自粛をお願いする形で開催することとなりました。
いくら自粛といったところで守られるんかいな、とも思いますが、先日まで開催されていたツール・ド・フランスが選手の感染者ゼロで無事に終了しましたので、やり方次第でなんとかなるような気もしたりしなかったり。
ところで、箱根駅伝についてお蔵入りになっていたネタがあるので本日はこちらを放出です。コロナ禍の際はネタがなく、暗い話題ばかりということで当ブログを休止していた時期の話題です。
【以下執筆当時のまま】
青山学院大学の原監督が、箱根駅伝について強化費として年間300万円を受け取っているとテレビで発言したというものです。また、放映権について入札を行うべきとの持論も話しています。
箱根駅伝の運営は関東学連であり、はっきり言えば学生と教員で構成された素人集団です。放映権という概念はなく、日本テレビからは協力金という形でお金が支払われているとのこと。その他、サッポロビールなど各社のスポンサー料によって賄われています。
素人集団だからこそのよさもありますが、プロ経営者を入れてもっとビジネスにすべきという意見もわかります。お金があれば、選手のケアも手厚くすることができ、故障に悩む選手も減るでしょう。また、駅伝に限らず陸上全体への波及効果もあります。
ただ、それを関東の大学だけが享受してよいのかという問題もあります。原監督は箱根駅伝の全国化も唱えており、日本の学生スポーツのあり方に対し積極的に発言しています。そういやUNIVASっていま何してるんだっけ。
同様のことは高野連にも言えるでしょうね。高野連も言ってみればアマチュアの権化のような存在で、甲子園大会に放映権料が存在しないことはよく知られるところです。
残念ながら夏の甲子園は中止となり、センバツの出場予定校を招いた交流試合を開催することとなりましたが、こういう試合こそ放映権料があればもっと楽に開催できたかも…と思ってしまいます。
今回は毎日新聞も朝日新聞も主催ではないので、よりオープンに議論ができるような気がしますが…ピンチをチャンスに変えるアイデアが出るといいんですけどね。期待は薄いです。
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