韓国プロ野球&Kリーグも開幕間近。海外での放送なるか。
宗教団体の集会をきっかけに爆発的感染が発生した韓国も、その後ウイルスの封じ込めに成功した国のひとつと言えます。韓国プロ野球(KBO)は5/5、サッカーのKリーグは5/8に開幕することが決定しています。
他国よりも早く開幕することで先行者利益が得られる可能性があります。すなわち、まだ自国リーグが開催されていない国に向けて放映権を販売するチャンスがあります。
ということで、KBOはESPNと交渉を行っているようですが、ESPNが提示している条件はかなり厳しいもの。年単位ではなく月ごとの契約で、放映権料は前払いではなく、スポンサー収入の一部を後払いするというかなりの強気です。
要するにESPNはMLBが開幕するまでのつなぎのコンテンツとしか考えていないのです。英語コメンタリー入りの国際映像を制作するのも韓国側であり、ESPNが用意するわけではありません。相当溝は深いです。
KBOは今年3月、2020～23年の海外向け放映権の入札を実施。Eclatという会社が落札したようですが、「Spotv」という有料チャンネルを運営している会社であるという以上の情報はなく、交渉力は未知数です。
Kリーグは昨年に国内の放映権について入札を実施しましたが、目論んでいた放映権料の上積みは成功しなかったもよう。こちらも海外に放映権を販売する機会をうかがっており、10か国以上と契約に至っているとのことで、こちらは好調のようです。
日本もうかうかしていられないところですが、まずは安全に再開されるのを待つしかありません。
■韓国の状況(5/2現在)
感染者数: 10,780
死者数: 250
人口: 5,170万人
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