バーチャルレースで前代未聞の替え玉事件。
現在モータースポーツではバーチャルレースが盛んに開催されていますが、フォーミュラEの大会で現役ドライバーのダニエル・アプト選手が「替え玉」を起用し3位に入るという事件が発生しました。どうしてこうなった。
この事態を重くみた所属先のアウディは実際のレースでも彼を起用しないと発表。当人にとっては「たかがバーチャル」だったのでしょうが、その代償はとても大きなものに。
アウディがフォーミュラEでパートナーシップを組んでいるチーム「アプト・スポーツライン」はその名前からもわかる通り、アプト選手の父親が所有。勝利もあげているので単なるコネだとも言えないのですが、アウディの怒りの前では無力であります。
かつてはやんちゃなレーサーもいましたが、最近は品行方正さも強く求められています。プロとしてスポンサーを大事にする姿勢は必須です。古きよき時代を懐かしむ声もあるかとは思いますが、もはやそんな時代ではないのです。
0コメント