NBA・MLSは夢の国へ。MLBは暗黒へ?
スポーツ再開のニュースが続々と入っており、基本的には1日1記事のペースで更新しているところがペースアップしております。もちろん嬉しいことではあるのですが、急すぎないかと心配もしております。
フロリダのディズニーワールドでNBAとMLSが再開します。ディズニー傘下のESPNの存在もありますが、広大な土地と宿泊施設が揃っており集中開催に最適な場所と言えます。
MLSは26チームすべてを集め、レギュラーシーズンの残り2試合を開催予定。すでに全体練習を再開させており、6月下旬にも試合を行う予定。その後にはプレーオフも予定されています。
NBAはプレーオフの可能性を残す22チームを集め、7/31に再開予定。各チーム8試合を行った後にプレーオフへと進みます。なお、下部リーグに相当するGリーグは打ち切りとのこと。
全米中継されるプレーオフは放映権料も高く、レギュラーシーズンを減らしてでも死守したいというのが本当のところ。無観客試合を強いられる以上、放映権料のウェイトはさらに高くなります。
そのレギュラーシーズンの試合数をめぐって紛糾しているのがMLBというわけです。すでに試合数に応じて年俸をカットすることでは合意していたのですが、この合意がさらなる混乱のもとに。選手会側は114試合、オーナー側は50試合と主張がかけ離れています。
もう金持ち同士で勝手にやってくださいという感じで、かつてのストライキのようにシーズン中止となる可能性すら出てきておりますが、ここ数年MLBは観客動員が減少しているだけに、そろそろリーグもろとも凋落しそうな気配すら漂っております。
MLBにもフロリダ(あるいはアリゾナ)での集中開催案が出ていたのですが、できる組織とできない組織の差とは何なのか。経営学的にも後の研究素材となりそうです。
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