クロアチアリーグ、新興企業から10年契約オファー。

サッカーのクロアチアリーグに、最大10年間の長期契約をオファーした企業が現れました。イギリスに本拠を置くEndorphin Magineという会社で、2022-23シーズンから7年+3年のオプション付き。金額は年間1,000万ユーロとのこと。

従来よりも金額は大幅アップとのことですが、イギリスのよくわからない企業に今後10年間を託してよいのかという、まるでどこかの国のような状況になっており、一部のクラブから強硬な反対が出ているとのこと。
資本的なことを言うと、親会社はスウェーデンにあるMagine ProというOTTサービスの提供では実績のある会社。その上にはZattooというドイツやスイスでIPテレビサービスを提供する会社があり、そのまた上にはTX Groupというスイスのメディア・コングロマリットが位置しております。

なので技術面でも資金面でも裏付けはありそうですが、10年間でも総額1億ユーロですから、2,000億円を超える某国よりもだいぶ安いですし、今後の成長を期待するならばもっと短い期間にしたほうがいいのかもしれません。

コロナがなかったとしてもサッカーバブルはいずれ破裂するのでしょうけど、巨大リーグから離れたマネーが中堅リーグに降ってくるかはまた別の話。激動の時代において難しい決断を迫られていると言えます。

また、このEndorphin Magineという会社が今後どんな国でどんなサービスを計画していくのかも注視せねばなりません。名前を覚えておくことにしましょう。

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