DAZNにボクシングが戻り、CEOが去る。

アメリカDAZNの屋台骨であり、今後予定しているグローバル展開のキーコンテンツであるボクシングがようやく帰ってきます。

7/24(米時間)に開催されるゴールデンボーイ・プロモーションの興行に始まり、8/15にはマッチルームUSAの興行も復活。これらの試合は日本を含むDAZNで独占配信されることとなっています。
また、イギリスのマッチルームは8/1から「ファイトキャンプ」と銘打った興行を実施。以前にも取り上げましたが、マッチルーム本社の敷地にリングを設置して試合を行います。こちらもアメリカのDAZNで配信されるとのことです。(日本は不明)

アメリカDAZNは年間での契約者が多く、ボクシングが長期に開催されなかったことは大きな痛手です。おそらくいくらかの返金に応じざるを得ないでしょう。この深い傷を少しでも癒すには、素晴らしいカードを継続的に送り出すしかありません。
さて、戻る者もあれば去る者もいる。DAZN CEOのSimon Denyer氏が辞任するとの記事が出ております。後任はJames Rushton氏になるとのこと。かつてJリーグで配信障害を起こしたときに謝罪会見をしたことで覚えている人がいるかも。

辞任後は親会社にあたるAccess Industriesでアドバイザーを務めるとのことで、スポーツに関する新たな投資を考えているのかもしれません。また、DAZNの再建にあたっても、親会社の影響力を強めていく方向にあるものと考えられます。

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