旧時代的?仏自転車チームの内紛劇。

昨日に続いて自転車ロードレースの話題なのですが、読んでて辛いものがあります。

昨年は黒人に対する暴力事件をきっかけに人種差別に反対する動きがスポーツ界にも広がりました。とは言え、差別はまだそこかしこに残っており、日本人もまた欧米では差別を受ける事例がまだまだ後をたちません。

でも、2020年にもなってここまで露骨な扱いを受けるとは…。まだまだ根深いな、と言わざるを得ません。

スポンサー収入が大半を占めるロードレースにおいて、オーナーの権限は絶大。オーナーが変われば方針もがらっと変わることは決して珍しくありません。ビジネスとしての脆弱性をも露見させる出来事と言えましょう。
幸いにもNIPPOは今年からワールドチームであるEFエデュケーションのスポンサーとなり、別府選手と中根選手が移籍します。しかし、アスリートの貴重なキャリアのうち1シーズンを失った影響はあまりにも大きい。捲土重来を期待したいものです。

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