日本プロボクシング、意義あるYouTube中継。

昨年、京口選手の世界タイトルマッチがYouTube中継される予定だったことはお伝えしましたが、それと並行してボクシングの興行をYouTubeで配信する動きがありました。年を越してしまい申し訳ありませんが、改めて取り上げます。

昨年12/26、横浜光ジムの石井代表が主宰するプロモーション事業「A-SIGN」のYouTubeチャンネルで伊藤雅雪選手vs.三代大訓選手などの試合が配信されました。

クラウドファンディングで集まった資金は3,700万円、当日の同時視聴者数は最大で13,000人に達したとのこと。この数字には大きくうなずくしかありません。

元世界王者の伊藤選手と、現東洋太平洋王者の三代選手というマッチメークはノンタイトル戦ではありますが国内でも大きなもの。深夜の録画放送であればテレビ中継がついたようですが、自らの手で配信することを選びました。
結果は横浜光ジムの所属である伊藤選手が敗れ、興行としては成果を収めたもののやや残念なことに。しかし、強い相手を選んだのですから仕方ないことであり、決して結果ありきの興行ではないことを示す形となりました。

コロナ禍によって選手の往来が難しい現状においては、大晦日に行われた井岡一翔vs.田中恒成戦もそうですが、日本人どうしによるビッグマッチが実現しやすかった。というか、そうせざるを得なかったとも言えます。いつかまた海外に打って出る日が来ることを願ってやみません。

【お知らせ】現在コメント機能が使えない状態です。感想・意見・誤情報のツッコミ等ございましたら、筆者のX(旧Twitter)までお願い致します。 @flower_highway

0コメント

  • 1000 / 1000