B3さいたまブロンコス、入場無料化。

プロバスケのB3リーグに所属するさいたまブロンコスは、1/16,17に開催するホームゲームの入場料を無料にすると発表しています。感染対策のため全席指定席となることから、チケット発券の手数料はかかるとのことですが、クラブにはお金が入ってきません。

ブロンコスの社長は横浜DeNAベイスターズ初代社長であるあの池田純氏。閑古鳥が鳴くハマスタをなかなかチケットが取れない状態にした池田氏ですが、今度は真逆とも言えるアプローチをとることに。当初は全試合無料とする予定でしたが、リーグに反対されたとのことでまずは開幕節のみとなるそうです。
コロナ禍が収まらず、今後も観客動員に頼った経営を続けることが難しくなっている現状。埼玉にはサッカーも野球もあり、その中でバスケを推していくには何が必要かを考えた末での決断であると、池田氏は記事の中で語っています。

放映権料もB3ではあまり期待できないでしょうから、収益源の多くはスポンサーに頼ることとなりそうです。まずは身の丈にあった規模の経営に徹し、生き残ること。B1・B2のクラブでも債務超過が続出しており、B3はさらに厳しい状況に直面しています。

いわゆるタダ券のばらまきで人気を獲得していった例ではJリーグの新潟などが例としてあげられますが、それと同列に語ることはできないようです。コロナ禍における、ポストコロナを見据えたクラブ経営のモデルを作ろうともがいている。池田氏の挑戦はまだまだ続きます。
なお、B3の試合配信は「B3TV」で行われます。バスケットLIVEではありませんのでご注意を。

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