【速報】スペインDAZN、Movistarと提携。F1とMotoGPを相互供給。

1/21は薩長同盟が結ばれた日とのことですが、スペインではそんなことは関係ありません。けど大きな提携の話です。スペインの通信大手であるMovistarとDAZNが提携し、スポーツコンテンツを充実させることとなりました。

DAZNはMovistarに対して2つのテレビチャンネル「DAZN1」「DAZN2」を供給するほか、2022年まで保有するMotoGPの放映権をサブライセンスします。

Movistarは今年から新たに3年契約を結んだF1の放映権をDAZNにライセンスし、3/1から「DAZN F1」チャンネルを立ち上げます。
これによりMovistarの契約者にはDAZNのコンテンツが視聴できるようになります。従来のモータースポーツパックは7ユーロ→10ユーロに値上げされるとのこと。

また、DAZNの契約者は新たにF1が視聴できるようになります。こちらはいまのところ値上げするとの情報はありません。
すでにイタリアではセリエAの放映権をシェアするSky向けにDAZNがチャンネルを供給しているほか、ドイツでもチャンネル開設を準備中であり、流れとしては既定路線とも言えますが、コロナ禍によって加速している感じです。経済が停滞する中でスポーツファンの財布の紐は固く、なりふり構ってはいられません。

また、Movistarは通信業界の大手ゆえつねに独占禁止法に抵触するリスクを抱えます。今年はF1とNBAの放映権を更新しましたが、当局から1社独占は認められておらず、結果的に最大の競合に対してライセンスを出すことになりました。

サインツ選手のフェラーリ移籍、そしてアロンソ選手の復帰とスペインのF1界には話題が続いています。視聴環境も整い、あとは無事にレースが行われるだけです……それがまた厳しいわけですが。

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