NFLの視聴者数動向&スーパーボウルにあの会社のCMが。
今年のスーパーボウルは連覇をめざすカンザスシティ・チーフスと、伝説のQBブレイディが移籍1年目でいきなり導いたタンパベイ・バッカニアーズの対戦に。今年はタンパでの開催であり、開催地のチームが出場するのは初めてというのも話題に。
世界最高レベルの放映権料を誇るNFLではありますが、シーズンを通して無観客または限られた観客数での試合を強いられました。スーパーボウルは定員の3割の観客(うち1割は医療従事者を招待)で実施するとのこと。
スーパーボウル進出をかけたチャンピオンシップは、バッカニアーズが勝利したNFCが視聴者4,480万人で前半から5%増加。チーフスが勝利したAFCが4,180万人で2%増加とのこと。
しかし、それまでは前年割れが続く苦しい戦いでした。対戦カードの魅力ももちろん影響します。今季からプレーオフが2試合増えましたが、初戦の視聴者数は21%減となり、期待に充分応えたわけではありません。
レギュラーシーズンの平均視聴者数も7%減となりました。他のスポーツの開催時期がずれたことから、従来ならNFLが断然強いはずのテレビ視聴率も食い合いとなりました。ただ、それ以上に強力なコンテンツが大統領選挙だそうで、選挙の年はなぜか視聴者が減るのだとか…。
まぁ、NBAなど他のスポーツは軒並みそれ以上の減少となっており、NFLが強いことは間違いないのです。そりゃあオリンピックも逃げます。でも、社会が変わるなかで人々の時間の過ごし方も急激に変わっています。いまはさまざまな娯楽が限られた余暇時間を奪い合っているのです。
スーパーボウルの昨年の視聴者数は1億200万人。なんとか帳尻合わせができそうな勢いになったでしょうか。30秒で6億円を超えるというCMも毎年恒例の話題です。
ということで、今年そのCM枠に割り込んできた企業のひとつが「Mercari」。そう、メルカリの現地法人ですね。大きく変化した社会の中で新しい生活を提案するCMがきっと増えることでしょう。
0コメント