【追記あり】混迷のリーグ・アン。次節の放送局が決まらず。

【追記 2/5】
リーグとCanal+が合意に達し、今季の残り試合の放送が決まりました。Canal+は3,500万ユーロを追加で支払い、今季の総額は3.65億ユーロとなります。

契約は来週末の試合からで、今週末についてはTelefootが引き続き放送するほか、Canal+もスポット契約の形でマルセイユvs.PSG戦を放送するとのこと。

今季のみの契約であり来季については未定とのこと。また、下記で触れている訴訟についても何らかの合意がなされたのかは不明です。今後情報が入り次第また取り上げます。
Mediaproが去ったリーグ・アンの国内放映権。いまだに行方が定まっていません。

新たな放送局が決定するまではMediaproが設立したチャンネル「Telefoot」で暫定的に放送が続けられることとなっていますが、それも2/3に開催された第23節まで。浮いた権利は改めて入札にかけられ、その後は落札した放送局に引き継がれるはずでした。

しかし、入札は不調に終わります。リーグの希望価格を満たすオファーがなく、いったん流れることとなったのです。

入札にはAmazonやユーロスポーツ(ディスカバリー)、さらにはDAZNの名前もあったとか。フランスではサービスを展開していないDAZNの参加はちょっと意外です。

一方で、残り20%の権利を持っているCanal+は参加しなかったとのこと。これにはどんな事情があったのでしょうか。
入札が始まる前、Canal+は自らの契約を解除し、100%の権利を入札にかけるべきとリーグに対して要求したとのこと。そのほうがより公平に、かつより高値で売れるだろうとの主張だとのことですが、真の狙いはよくわかりません。

リーグ側はこの要求を断り、予定通りMediaproが放棄した80%の権利を入札にかけました。これを不服としたCanal+は訴訟を起こしたとのことで、なんとも事態がこじれています。

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