Jリーグ、プレミア化報道はガセ?放映権はクラブ管理に?

JリーグがJ1の上位にあたるプレミアリーグを創設か?と書いたのは3/30付のスポーツ報知。ちょっと早いエイプリルフールでは?といった憶測が飛び交うことに。
この記事で触れられていた新しい組織「リプランニング推進サポートチーム」は予定通り4月から立ち上がったのですが、その後の報道を見るとやはりトーンダウンしているような。

プレミアを創設するというよりも、Jリーグの加盟クラブが上限の60に達した後をどうするか?という議論のほうが先のようです。J3とJFLの入れ替えという案も出ていますが、JFLはアマチュアリーグの最高峰という位置付けであり、J3の下部リーグではないわけですから構造自体を見直す必要があります。

その中においては新たにJ4を創るというアイデアもあるでしょうし、プレミアを創るというアイデアもあってよい。このようなアイデアを忌憚なく取り上げ議論するための組織であって、決定事項があるわけではありません。
先の記事では「放映権をクラブ管理に」という内容があり、これもまた物議を呼びそうなものでした。ヨーロッパのリーグもほとんどがリーグによる一括管理なのに、なぜ時代に逆行するのか?と思われそうです。

まず前提として、DAZNとの契約は2028年まで残っています。ですから、今後話し合われることは2029年以降に実施されるか、またはDAZNとの契約の枠外で実施できることになります。

DAZNが保有する放映権は日本国内における有料放送、ならびにインターネット配信が対象になっています。裏を返すと国外の権利は対象ではありません(現在は電通などが管理)。また、無料放送も対象ではありません。

ですので、海外のビッグクラブがやっている独自のチャンネルを設立して国内外に販売することはそう遠くないうちにできる可能性があります。

また、ローカル局での放送をリーグ管理からクラブ管理に移すことで、たくさん放送されればそれだけクラブが潤う仕組みを作ることも考えられます。これはアメリカだとMLBなどが採用している仕組みです。MLSもそう。

いずれにせよ、プロ野球のようにすべてクラブが管理する世界はおそらくやってこないだろうというのが大方の予測となります。

コロナ禍によっていまは共存共栄、サバイバルが優先となっていますが、やがてはまた競争を進めていくことになります。その際に生じる格差をどこまで許容するのか。アジア戦略、そして世界戦略はどこまで遂行できるのか。それらを総合的に勘案したうえで、放映権の今後のあり方も決まります。もちろんポストDAZNも視野に入ります。

そのための議論は早いうちに進めておいたほうがいいということですね。今後どんなアイデアがあげられるのか、そしてメディアはどう報じるのか。よく見ておく必要があります。

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