Vリーグ入れ替え戦中止で長引く波紋。
【追記 4/20】
5/4,5に三重県伊勢市で試合を開催するとの発表がありました。開催に向けて尽力された方々に感謝申し上げます。
Vリーグ男子の2部で2位となったヴォレアス北海道。1部昇格をかけた入れ替え戦に臨むはずが、相手チームにコロナ感染者が出たことで直前になって中止となってしまいました。問題はそれから半月が経過したにも関わらず、代替試合の開催が発表されていないことにあります。
北海道は昨年も2位で同様に入れ替え戦中止の憂き目にあっており、昨年は仕方なかったとしても1年経って具体的な対策がなされていなかったことに不満のようです。プロチームですから経営に直結する問題でもあります。
もちろん対戦相手である大分三好に責はないのですが、結局のところプロチームと実業団チームが混在するリーグをきちんと統率できていないVリーグ機構に問題があることは否めません。
Vリーグは4/19に発表を行うとしています。いずれにせよ早急に事態が収拾されることを願うばかりです。
同様の問題を抱えていたバスケットボールは分裂。bjリーグが立ち上がったことは記憶に新しいところです。
FIBAによる資格剥奪危機を迎え、なんとか再統一を果たしBリーグが発足したわけですが、Bリーグでは4/13の理事会で来季(2021-22シーズン)も降格をなくし、昇格のみとすることを決定しています。
もちろん1部リーグのチーム数を増やすことには弊害もありますが、プロチームの存続を最優先とし、リーダーシップを持ってこのような決断を下したわけです。
Vリーグも将来こうなる可能性はありますが…。現状維持を望む勢力が強いのなら、今後も変わることは期待できません。
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