セリエA、国外放映権はinfrontに。

セリエAの放映権、国内向けがDAZNに決定したのに続き、国外向けはinfrontとなりました。

期間は来シーズンから3年間。すでに個別に販売されているアメリカ(CBS)とMENA(中東&北アフリカ)は除かれます。金額は年間1.39億ユーロとのこと。

今シーズンまでのIMGから交代することによって、売り方も当然変わってくるものと思われます。日本向けの交渉はこれからになりますが、現在のような複数パッケージに分割するやり方は見直されるかもしれません。
IMGが支払っている金額は年3.7億ユーロ。これはコッパ・イタリアの権利なども含んだ数字とのことですが、infrontとCBSを合わせても2億ユーロちょっと。MENAの行方はまだ決まっていませんが、増額を目論んでいたリーグ側としては残念な結果となりそう。

MENAについてはbeIN Sportsの入札を期待していたようですが、スーパーカップをサウジアラビアで開催したことが引き金となり関係が悪化。一時は放送打ち切りの事態に発展するほどでした。

結局beINは今回の入札に参加を見送り、目先のサウジマネーに釣られたセリエAは大きな魚を逃した形になります。サウジに対する姿勢は当然他のスポーツ団体にも問われています。 

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