ディスカバリー、MTBに出資&ジロ関連

ディスカバリーはマウンテンバイクの大会「Enduro World Series」の運営会社に出資したと発表。今後傘下のユーロスポーツやGCNを通してレースの放送・配信を実施していくようです。

自転車の五輪種目にはロードレース、トラック、BMX、そしてマウンテンバイクがありますが、これらをすべてカバーすることでますますポートフォリオが強化されることになります。

今シーズンは6/23にイタリアで開催される大会で開幕し、全6戦が予定されているとのことですが、日本でもGCNを通じて配信されることが期待できます。
さて、ロードレースでは今週末からジロ・デ・イタリアが開幕。JSPORTSでの放送が5年ぶりに復活することでも話題になっていますが、現在日本における放映権はディスカバリーが保有しているため、サブライセンスを提供したものと考えられます。ということで日本ではGCNとの同時中継になります。

同様に中継が復活するのがオーストラリアの公共放送であるSBSです。こちらもディスカバリーとのサブライセンス契約が成立し、無料での放送となるそうです。
実は昨年まではユーロスポーツで放送されていたのです。日本において放映権がDAZNに移動したのと同様に移動が発生しました。このように無料放送が終わり有料に切り替わった国は多かったのです。

しかし、オーストラリアではユーロスポーツの放送が昨年12月に終了となり、新しい放送局が必要とされていました。その結果、無料放送の復活となりました。なお、オーストラリアでもGCNが提供されているため、こちらも同時配信になるとのこと。

なぜ日本においてディスカバリーがサブライセンスを出したのか、その理由はいまいち不明ですが、少なくとも視聴者にとって選択肢が増えるのはよいことと言えるでしょう。

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