テレ東、卓球新シリーズWTTの権利獲得で国内と摩擦?

国際卓球連盟(ITTF)の肝いりで今年から発足する卓球の新ツアー・WTT(World Table Tennis)がテレビ東京と放映権契約を結んだことを発表。2024年までの4年契約です。

3月にカタールでプレ大会を開催しており、東京五輪の終了後にツアーが始動。世界で34大会の開催を予定しているとのこと。最上位にあたる「グランドスマッシュ」4大会や、年度の最終戦となる「WTTカップ」といった大会は地上波での放送も期待できそう。
この通り、仕組みとしてはテニスなどのツアーを参考に作られているWTTなのですが、既存の大会のカレンダーを大きく変えるだけに「性急」だとの声も大きいようです。

トップ選手にとっては活躍の場が広がる一方で、国内のカレンダーが乱される各国の協会からは批判が多く、ヨーロッパや日本からも声が上がっています。

日本もTリーグが徐々に軌道に乗ってきたとはいえまだまだ育成中。もちろんテレビ東京もそんな事情を分かってないはずはないでしょうし、これまで卓球をコンテンツとして育ててきた貢献は大きいのですが、この契約発表はもしかしたら余計な波風を立ててしまうかもしれません。拙速だったと言われなければよいのですが…

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