WEリーグ、DAZNと8年契約。
9月に開幕する女子サッカーのWEリーグは、DAZNと2028年までの8年契約を結んだことを発表しました。
これにより、DAZNで全試合が配信されることになります。また、一部の試合は無料での配信が予定されているとのこと。なお、金額は明らかになっていません。
同時にリーグのタイトルスポンサーが「Yogibo」に決まったことも発表しています。Yogiboは総合格闘技・RIZINのスポンサーになっていますが、サッカーには初進出とのこと。
先の欧州CLに続いて女子スポーツの大きな契約となりました。契約内容はJリーグと似ている点が多いです。ともに2028年までとなっているのもそうですが、試合映像はリーグ側で製作し、著作権も保有すること。また、テレビでの無料放送の権利が含まれないことも共通しています。
ただ、異なるのはJリーグが日本国内のみの契約なのに対して、WEリーグは海外の権利も含んでいること。すなわち、欧州CLと同様にグローバル展開される可能性が高いというわけです。むしろこの点に魅力を感じるべきなのかもしれません。
こうなってくると心配なのが、スウェーデンの代理店が立ち上げた「Wnited」。女子サッカー専門サービスとして昨年春にローンチしたものの、コロナ禍で試合が開催されない苦しい時期を送りました。昨シーズンは欧州CLを配信しましたが、これもどうやらなくなりそう。
当時としては画期的なサービスだったと言えますが、とにかく時期が悪かった。そして運も悪かった。その間に女子スポーツへの関心は世界的に高まり、先行者利益を得ることもできず…さて、巻き返しはあるのでしょうか。
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