NHK「いだてん」「エール」総集編を再放送。
コロナ禍と五輪の延期に翻弄された作品とも言えるドラマがともに再放送されるとのこと。
開会式前日にあたる7/22昼には大河ドラマ「いだてん」の総集編が一挙放送となります。この日は祝日ですから見やすいと思います。
五輪礼讃のプロパガンダと見る向きもあるかもしれませんが、全然そんなことはなく、五輪の闇にも向き合っています。とくにナチスに翻弄された1936年ベルリン大会や、戦争によって返上に追い込まれた1940年東京大会の描写は改めて見直したいところ。IOC提供の映像資料も使われていますが、この内容でよく通ったなと思われるかも。
その闇があってから1964年に向かっていくわけですが、もちろん簡単には行きません。それでもこの世紀のイベントをやり遂げたことの意義は伝わるものかと思います。今年は同じような気持ちにはなれないかもしれませんが、それはそれで後世に語り継がれるものとなるのでしょう。
開会式が終わった後の7/23深夜には朝ドラ「エール」総集編です。
作曲家・古関裕而氏をモデルにしたこの作品では、彼の代表作のひとつである「オリンピック・マーチ」にちなんで1964年大会の開会式のシーンが冒頭に入りますが…まぁ、こちらについてはあまり五輪を意識せずに楽しんで頂きたいところです。
大観衆の興奮に包まれた開会式と、無観客の開会式。その対比を実感する日となりそうです。
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