東京パラ、42.5億人の視聴を見込む。
感染状況に改善が見込めない状況ではありますが、東京パラリンピックが開幕です。本記事ではパラリンピックの放映権について記していきます。
IPCの発表では世界177の国・地域で放送され、視聴者はあわせて42.5億人と推定。リオ大会の41億人を上回る過去最高の規模になるとしています。ただし、録画やハイライトでの放送も含まれますので、生中継される国は絞り込まれることになると思われます。
現在はオリンピックと運営が一体になっているパラリンピックですが、放映権についてはオリンピックと違いがあり、例えばヨーロッパではユーロスポーツではなくinfrontが代理店となっています。
オリンピックの放映権料は40億ドル近い規模になると見込まれていますが、パラリンピックの放映権料については詳しいことは分かっておりませんので、今後分かることがありましたら触れることにします。完全に分離できるものでもなさそうですが…
米NBCはのべ1,200時間の放送・配信を予定。生中継はCATVチャンネルのNBCSNが中心となります。
日本ではNHKがのべ500時間以上の放送を予定。今回は民放局の生中継も行われます。2024パリ大会までNHKが独占放映権を獲得していますが、今回はライセンスを出したということでしょうか。
なのでNHKが独占でもありませんし、民放が放送しないわけでもありません。これからは放送の有無ではなく時間の多寡が問われることになります。民放の放送時間を増やすにはパラスポーツに関心を持つスポンサーが増えること。そのためには我々の関心が大切になります。
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