ABEMA、将棋コンテンツ増強でプレミアム回収を狙う。

藤井三冠の誕生でますます賑わう将棋界隈。ABEMAがさらに将棋コンテンツの増強を発表しています。

目玉のひとつが「女流ABEMAトーナメント」の開催。第1回は個人戦で開催されましたが、今度は棋士にならって好評の団体戦となります。

チームメンバーを決めるドラフト会議は無料配信ですが、本戦はプレミアム限定とのこと。着々と投資の回収を狙っているといったところでしょうか。もちろん価格に見合ったコンテンツが提供されていれば文句の付けようがありません。
他に発表されているコンテンツでは「師弟で戦うトーナメント戦」というのが気になります。あの師弟だけでなく、将棋界には面白い師弟がいろいろといます。若手に限らずベテラン棋士にもスポットが当たる企画は歓迎でしょう。
先のABEMAトーナメントではチーム藤井「最年少+1」が優勝しましたが、そのメンバーで現役最年少棋士の伊藤匠四段の対局も中継されることが決まったとのこと。

これまでは主にタイトル戦と藤井聡太三冠の対局が中継されてきましたが、自ら主催するABEMAトーナメントで発掘された期待の若手を起用していくというのも、発展の方向性としては正しいでしょう。

今後も藤井人気が将棋界を牽引していくことになりますが、それだけに頼るのではなく、いまのうちに種まきをしておくことが大切です。

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