UCI世界選女子、手違いでYouTubeがブロック。
9/20に開催された自転車ロードレースのUCI世界選手権・女子タイムトライアルで起こった出来事。このレースは公式のYouTubeで生中継される予定でしたが、ジオブロックがかかり日本では視聴できなかったとのこと。
公式Facebookでは視聴できたとのことでまったく観られない事態には至りませんでしたが、ファンの混乱を招くことに。
今年から世界選手権の放映権が復活したJ SPORTSですが、放送予定は男子レースのみ。どうやらコミュニケーションミスが原因だったようで、Twitterで釈明するはめになりました。
【お知らせ】
— J SPORTSサイクルロードレース【公式】世界選手権ロード9/26🌈 (@jspocycle) September 21, 2021
UCI世界選手権大会放送/配信予定につきましてお問い合わせをいただいておりますが、J SPORTSでは9/19の男子エリート個人TTおよび9/26の男子エリートロードレースの生中継/LIVE配信のみを予定しております
その他の種目についてはUCIが実施する配信をご利用ください#jspocycle
昨年まではSPEEDチャンネルが男子レースの放映権を持っていましたが、その他のカテゴリーについてはブロックされていませんでした。J SPORTSの復活は多くのファンを喜ばせるものでしたが、この点に関してはむしろ昨年より後退する結果に。
女子レースは最近になって人気が高まっています。先の東京五輪では無名だった選手が逃げ切りを決めるという劇的な展開も含めておおいに盛り上がりました。
熱心なファンを多く抱える競技だからこそ求められる水準も高くなります。ほとんどのレースがJ SPORTS4で放送されることをふまえれば、料金設定も高いと言えます。
それゆえ大きな期待には応えていかねばなりません。ファンからも言うべきところは言うべきであり、程よい緊張感が求められるところです。
ということで、競合にあたるGCN+の話題もちょこっと提供しておきますと、ベルギーとオランダで開催されるシクロクロスのシリーズ戦「Superprestige」の配信を発表しています。
冬季に開催されるシクロクロスは、ロードレースでも活躍する選手を輩出している注目の競技であり、またサブスクリプションの空白を埋めるコンテンツとしても期待されます。昨年も配信していた記憶がありますが、着々と強化をしている感じです。
ただ、UCIワールドカップと世界選手権についてはヨーロッパのみの放映権となっており、日本ではいまのところハイライトのみの配信となっています。できればライブ配信を期待するところですが…もしかして、他の会社が買ってたりします？
UCIは冬季のレースを強化する方針で、来年にはグラベルのシリーズ戦と世界選手権を開催予定。また、スノーバイクのレースも計画しているとのこと。年中休みがなくなってしまいます…
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