横浜IRの頓挫でスポーツへの投資も減速。

本日は衆議院総選挙の投票日ということで、結果はともかく投票率が少しでも上がることを望みます。

さて、話は8月に行われた横浜市長選挙に遡るのですが、ここでIR反対派の候補が当選したことにより、IR参入を計画していた企業が相次いで撤退を表明。事実上頓挫しました。

そのうちの1社であるメルコリゾーツ社の計画には、テニスなど複数のスポーツの施設が含まれていたことが明らかになっています。

カジノばかりが注目されますが、IRとは統合型リゾートのことであり、カジノだけではありません。スポーツ施設もまたリゾートを構成する要素のひとつです。
メルコ社は大坂なおみ選手をブランドアンバサダーに起用。また、横浜F・マリノスのスポンサーにもなっており、今年6月には2年の契約延長を発表しています。横浜市の事業からは撤退するものの、東京にオフィスを残して次の機会を探るとしています。

カジノへの是非はともかく、スポーツ文化の振興という意味ではこれらの投資が消えたことは残念です。今後はスポーツベッティングの解禁論も出てくるかと思いますので、こうしたギャンブルがもたらすマネーとスポーツがどのように向き合うかを日本でも真剣に考えていく必要があります。

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