欧州CLの代理店に変更の可能性。
UEFAチャンピオンズリーグの放映権は、この大会名となった1992年以来ずっと、スイスにあるTeam Marketingという会社が代理店となっています。この会社はCLとともに創立され、UEFA以外の仕事を受けない専門代理店として活動してきました。
しかし、2024年から始まる次の放映権サイクルに向けて、UEFAが代理店の入札を実施するというのです。この結果次第では、およそ30年にわたる両者の蜜月が終わるかもしれません。
まぁ、実際のところは出来レースの可能性がなきにしもあらずですが、UEFAもプロセスの透明性をアピールせざるを得ないようです。というのも、クラブからの不満がたまってきている現実があり、それが爆発したのが例のスーパーリーグ構想でした。
あれはビッグクラブ側の足並みが揃わずほぼ自滅に終わりましたが、2024年からは大会のフォーマットも大きく変わり、いつまた火が付くか分かりません。それゆえにガス抜きも必要でしょう。
商業的に大成功を収めてきたUEFAではありますが、そろそろ成長の限界も見えてきています。新たに選定される代理店は、それを打破する課題を負うことになります。
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