村田vs.ゴロフキン戦実現へ。DAZNは渋々?

今年の春頃から実現の噂が囁かれていたのですが、そろそろ正式発表となりそうです。

ボクシングミドル級の村田諒太選手とゲンナジー・ゴロフキン選手の対戦は、12/29にさいたまスーパーアリーナで開催されるとESPNが報じています。

12/28に神戸という情報が出ていたのですが変更されたのでしょうか。また、12/29にさいたまだと那須川天心vs.武尊戦の噂も出ていたかと思いますが…ちょっと情報が錯綜している感もあります。昼夜で同日開催なんて可能性もあったり。
なかなか実現に至らなかったのには、もちろんコロナ禍による移動制限もあるのですが、ゴロフキン選手と契約しているDAZNが難色を示していたと報じられています。

村田選手もかつては日本でDAZNのアンバサダーを務め、試合も配信された過去があるのですが、その試合では敗戦。その後、トップランクと契約して今日に至ります。運命とはどう絡まるか分かりません。
DAZNは2019年3月にゴロフキン選手と契約。年2試合を3年間、計6試合というものでしたが、コロナ禍により予定は狂っています。また、当時同じくDAZNと契約していたカネロ選手と3度目の対戦させたい意向があったものと思われますが、それも実現できていません。

村田選手にとっては2年ぶりの試合となります。ボクサーにとって長すぎるブランク。残されたキャリアを無駄にしないためにも、大物選手との対戦を熱望していました。

日本開催ということでDAZNではなく、帝拳・トップランクの仕切りになると思われます。DAZNにとってはお金にはなるものの、アメリカでもっと大物と対戦させたかったというのが本音のようですが、やっと首を縦に振りました。

コロナ禍によって数多くのボクサーが貴重なキャリアを浪費せざるを得ない現状はなんとも歯がゆいですが、次第に大きなマッチメークが戻ってくることを期待してやみません。

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