DAZN値上げ前の人事発表などなど。

本日はDAZNから相次いで行われた2件の発表について取り上げます。といっても、昨日報じられた値上げの件ではありません。

値上げの件はauが公式よりも先に周知を始めたとのことで、公式のプレスリリースが出されるのを確認したうえで改めて書くことにします。

下記の記事にもある通り、DAZNの利用規約では価格改定の30日前までにメールで周知することとなっています。2/22に値上げを開始するのであれば、1/23がリミットです。auは土日を避けて早めに配信したということでしょう。情報管理がいまいちであることは否めません。
気を取り直して、人事の発表から。昨年共同CEOに就任したShay Segev氏が単独のCEOとなり、もう一人のCEOで創業メンバーのJames Rushton氏は現場の責任者に。また、Amazonから移籍したDarren Waterman氏がCFOに着任するとのこと。
Segev氏はオンラインカジノやスポーツベッティングを手がけるEntainの出身であり、この人事の狙いは新たな収益源の確保に重きを置いていると言えます。
もうひとつの発表は、ドキュメンタリー作品を手がける「DAZN Studios」の立ち上げです。コロナ禍でライブコンテンツを一気に失う痛い経験をしたDAZNは、以後ドキュメンタリーの強化を掲げています。

DAZN Studioで製作される作品は必ずしもDAZNで配信されるわけではなく、映画として公開されたり、テレビや他のストリーミングサービスに販売する可能性もありそう。目指すところはESPN Filmsのような存在でしょうか。

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