井上尚弥次戦は6月?放映権争奪戦も。

当初4月に予定されていた井上尚弥選手の次戦は、オミクロン株の感染拡大により見通しが立たず、6月にずらされるとのこと。国内の大きな会場での開催が計画されています。

こうなると、昨年12月に開催予定で延期となった村田vs.ゴロフキン戦の実現にも暗雲が漂ってきます。4月の開催で調整しており、ダメならば流れてしまうとのことですが…
井上選手の前戦は初めてPPV方式が採用され、ひかりTVとABEMAで配信されました。具体的な契約数は非公表となっていますが、大橋会長からは「目標数は超えた」とのコメントが出ており、手応えはつかんでいるようです。

次戦も同様にPPVとなるかは未定ですが、まずは大きな箱を押さえて入場料収入を得ることが大切です。そのうえで適切と思われる媒体を選んでいくことになります。

下記の記事ではAmazonプライムの参戦の可能性について書かれているのですが、サブスクとPPVを横一列で比較しても仕方ないかな…という気もします。現状では無料放送、有料放送(配信)、PPVのいずれの可能性もあるわけです。
村田vs.ゴロフキン戦で日本では初のスポーツ中継に参入するはずだったAmazonプライム。見通しが立たない中で次のコンテンツを探ることになります。ボクシングに限ったことではなく、例えばプレミアリーグの入札に参加してても全然驚きではありません。

ひかりTVは井上選手のスポンサーを継続してきた実績から前回の権利を得ましたが、これで義理を果たしたと言えるのか。今後他のメディアに移るのであれば、それなりに仁義を切らねばならないでしょう。

この話題、日本の経済力がうんぬん…という話を絡めることにあまり意味があるとは思いません。井上選手が従来のビジネスモデルの枠に収まる選手ではない以上、スケールに合わせた新たなビジネスモデルを作る必要があるわけです。

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