バスケットLIVE、FIBA公式試合を初配信。
バスケットLIVEは、2/10に始まるFIBAワールドカップ予選(女子)を配信することを発表しました。
以前にもバスケの日本代表戦を配信したことはありましたが、これらは強化試合であり、FIBA主催大会の公式戦を配信するのは初めてのことです。
🏀FIBA女子バスケットボールワールドカップ2022予選🏀
— バスケットLIVE (@BASKETLIVE_JP) February 3, 2022
🇯🇵女子日本代表戦全3試合 #バスケットLIVE でライブ配信決定✨
2/10 19:00 🆚カナダ🇨🇦
2/12 18:00 🆚ベラルーシ🇧🇾
2/13 18:00 🆚ボスニア・ヘルツェゴビナ🇧🇦
#AkatsukiFive
#バスケで日本を元気に
@JAPANBASKETBALL
#FIBAWWC
#Wリーグ
従来、FIBAの公式戦はDAZNが配信し、フジテレビにライセンスする形がとられてきました。この試合についてもDAZNでも配信され、フジテレビNEXTの放送があります。
2017年にFIBAはPerform Group(現在のDAZN)とパートナーシップを結び、FIBA Mediaという合弁会社を設立しました。2033年までの16年間という異例の長期契約であり、試合映像の製作や放映権の販売などが含まれています。
その後、DAZNはB2B向けの事業を分離→売却するといった動きがありましたが、この契約自体は当然ながらまだ生きており、FIBAが主催する大会の試合はDAZNでの配信が続いてきました。
日本代表のみならず、マイナーな国の試合も配信されていたのはこれが理由と思われます。配信実績を増やすために、とにかく映像がある試合は流していたわけですね。
ただし、これはDAZNが放映権を独占しているという意味ではありません。FIBAの利益を最大化するための代理店的な役割を担っていると言えます。なのでフジテレビには放映権を販売していましたが、バスケットLIVEなど他の配信サービスにはこれまで権利を渡していませんでした。
つまり、DAZN側に何かしらの方針転換があったものと考えられます。東京五輪の活躍により、日本代表戦を抱えるよりも販売したほうがメリットがあるという判断でしょうか。それとも、16年契約のうち最初の4年サイクルが過ぎたことで見直しがなされたのでしょうか。
どちらにせよ喜ばしい変化なのですが、惜しむらくはもっと早くしてほしかった。DAZNは今季からBリーグを配信しておらず、Bリーグと代表戦をクロスで取引するチャンスを逸したとも言えます。まぁ、男子も同様にバスケットLIVEで配信されるかはまだ分かりませんが…
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