【待ち状態】JLPGAの有料配信先、いまだ発表されず。

【追記 3/2 12:30】
GOLFTVで全38試合中36試合を配信するとの発表がありました。詳細はまた記事にします。
今週木曜(3/3)に開幕する今季のJLPGAツアーですが、この時点においてもまだネット配信がどこになるか発表されていません。

正直なところ遅すぎると思っています。発表と同時に大々的な広告宣伝活動を実施するというならまだ理解はできるのですが、ここまで遅れた理由がおおいに気になります。

ただ、周辺情報からすると配信そのものがなくなったという話ではなさそうなので、発表され次第速報でお伝えすることにします。
開幕戦のダイキンオーキッドレディスについては、主催者として名を連ねる琉球放送(RBC)ならびにTBS系列でテレビ放送が予定されています。詳しくは大会公式サイトなどをご確認ください。
ここ数年JLPGAが目指していた放映権の一括管理がようやく実現。昨年秋からGOLFTVによる有料ライブ配信も始まりました。

今季はテレビ放映権は無料となっており、テレビ中継も前年と同程度は確保されるかと思われます。これから来季以降に向けた交渉が始まると、さらに手腕が問われることになります。

改めて、GMO撤退の件はいま思えば何だったのかと思います。当ブログも熊谷代表に名指しでコメントされましたので、個人的に思うところはあります。

結果として「無料ライブ配信はNGだなんて聞いてない」という、いわゆる言った言わないの水掛け論にとどまったことにはがっかりしています。

もしJLPGAがGMOとの交渉過程で無料ライブ配信を認めるような話をしていたならば、JLPGAが手のひら返しをしたという評価になるのですが、結局そんな話は出てきませんでした。

「無料か有料か」が大きな争点だったように思われるかもしれませんが、実際のところはツアー全38大会(GMOも含めれば39大会)のうちのひとつが無料で配信されたところで大きな差は生じません。

それよりも例外を認めることで他のテレビ局や配信業者の利益を損ねるリスクのほうが大きかったというわけです。

もちろん、全大会を無料配信する業者が現れれば話は別なんですが、まったくもって現実的ではありません。
言うまでもなく、ファンを増やし、未来のスター選手を発掘・育成するためには、無料で視聴できるコンテンツも充実させねばなりません。

JLPGAは試合の放映権だけでなく、映像の著作権も握ることになるわけですから、動画サイトやSNSなども存分に活用したプロモーション戦略が求められることになります。もちろんテレビは引き続き大切なメディアです。

単に放映権が売れればいいというわけではありません。成功をもたらす鍵はむしろ今後の努力にあると言えます。

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