カープ、広島県内でライブ視聴可能に & 横浜は新サービス
NPBの放映権については昨年から変動がありませんが、細かいところで変更点が。
J SPORTSが権利を持つ広島カープの主催試合で、従来は広島県内からのネット配信はライブで視聴することができず、見逃し視聴のみとなっていたのですが、今年からその制限がなくなっています。
対象はJ SPORTSオンデマンド、スカパープロ野球セット、そしてAmazon内のJ SPORTSチャンネルとなっています。
その一方でひかりTVなどのIPTVは引き続き制限がかかっており、広島県内では観られない試合や、県外で観られない試合があることに注意が必要となります。
これらの制限は広島のローカル局への配慮によるものですが、ネット配信ならばOKで、IPTVならばNGというのも杓子定規な運用のように感じます。Amazon Fire Stickなどの端末でテレビにつないだら両者の違いはよく分からなくなってしまいますね。
少しでも制限が緩和されたことはよいとしても、多くのファンが望んでいる姿になるにはまだまだ前途多難だと言わざるを得ません。
横浜DeNAは昨年9月からβ版を運用していたベイスターズプライムカメラ(ベイプラ)を、3/1から正式版としてリリースしました。同時にサブスクリプションを開始しています。
通常の試合映像のほか、マルチアングルのカメラ映像や球団OBによる独自の解説音声をライブ配信しています。テレビを観ながらマルチスクリーンで楽しむほか、球場で観戦しているファンに対しても付加価値をつける狙いがあるようです。
今年もしばらくは観客数の制限が続きそうで、スタジアムでの収入が回復するのはまだ先になりそう。そんな中でも多くのファンに試合の楽しさを届け、新たな収入源を模索する試みは今後も続くことになります。
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