【No】プレミア関連ニュースいろいろ【Invasion】

日本におけるプレミアリーグの来季放映権はまだ正式発表されていませんが、ニュースがたまってきているので紹介します。

ロシアによるウクライナ🇺🇦侵攻の話題は触れざるを得ません。スポーツ界でもさまざまな動きが出ているのはご存知の通りです。圧倒的なマネーが動くプレミアも、ある程度身を切る覚悟で断固たる姿勢が求められます。

チェルシーの名物オーナーであるアブラモビッチ氏がクラブ売却を表明したことは残念なことです。国営企業などを通じてロシアマネーがスポーツに注ぎ込まれていることは厳然とした事実ですが、マネーよりも大事な理念があることを示しています。
ロシアにおける放映権についても取り沙汰されています。現在の権利者であるOkko、来季から6年契約を結んでいるMatch TVとの契約は停止あるいは解除される見込みです。

とくにMatch TVは国営企業のガスプロムの傘下にあります。ガスプロムはすでにUEFAやシャルケとのスポンサー契約が解除されています。
今週末での試合ではウクライナ侵攻に抗議するセレモニーなどが企画されているとのことですが、それをよく思っていないのが中国。中国では今節の放送が見送られるとのことです。この手の話は残念ながらよくあります。

中国では放映権を持っていたPPTVが未払いで解除される出来事があり、その後暫定的にTencentが引き継いだ後、今季からは百度傘下のiQIYIが4年契約を結んでいます。政府の意向に逆らえるような国ではありません。
日本市場とともに入札が実施されたアジア太平洋市場に関する結果も徐々に入っています。正式に契約を結んだ後に発表されるものと思われますので、逆に言えば日本ではまだ契約に至っていないと考えられます。

ニュージーランド🇳🇿ではSky NZが6年契約。現在のサイクルではSparkに奪われていましたが、奪還に成功しました。
香港🇭🇰では現在の権利者であるNow TVが防衛。3年契約です。
シンガポール🇸🇬では9年間放送してきたSingtelが敗れ、StarHubが新たに6年契約を結びました。
ベトナム🇻🇳ではK+が防衛。こちらは3年契約です。
引き続き、最新情報はプレミアリーグの公式サイトで更新されていきますのでご確認ください。

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