フィギュア世界選手権、FODでライブ配信。

フジテレビは3/23から開催されるフィギュアスケート世界選手権について、FODで全カテゴリ・全選手の演技をライブ配信すると発表しました。

12月の全日本選手権や1月の四大陸選手権と同様の配信となり、心配していたファンもほっとしたのではないかと思われます。
残念ながら羽生結弦選手は負傷のため欠場ですが、スター選手に頼ることでスケート連盟の財政が厳しくなるのでは…という記事が出ていたので合わせて紹介しておきます。

フィギュアに限らずどの競技でも共通する課題ですが、コロナ禍によって大会の開催が制限され、収入が減っています。その中で次世代のスター選手を育成できなければ先細りするわけです。

スケート連盟の中にはフィギュアだけでなくスピードとショートトラックの部門もありますが、フィギュアが他の部門も支えているという構図があります。
オリンピック後には支援を打ち切る企業も出てきます。スピードでは名門だった日本電産サンキョーの廃部が発表され衝撃を与えています。

この記事にある通り、競技人口を増やすのも大切なこと。しかし、突然変異的にスターが現れるのを待つのではなく、計画的に育成する必要があります。そして、育成にも当然お金がかかるわけです。

スポーツには観る楽しみとやる楽しみがありますが、スケートは観る人とやる人のバランスが偏っているようです。同じ悩みを抱えているスポーツは多いことでしょう。

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